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新規低分子RNAの機能の解明をめざし,次世代シーケンサーなどによって得られる大量のRNA配列データを,高次構造の視点から解析し,構造を形成して機能するRNAを迅速に見出す手法を開発する.このために,大規模な二次構造予測とその結果を用いたクラスタリング手法を開発し,特徴的な二次構造をもつRNAを効率良く見出すことを試みる.

研究期間:平成24年度〜平成26年度

本研究は,長鎖RNAの二次構造あるいは局所的な立体構造を予測あるいは決定する手法の開発を行うものである.また,この手法をHIVあるいはHCVなどのゲノムRNAに応用し,その局所的構造ドメインについて推定するとともに,その機能あるいは立体構造の解析を試みる.

研究期間:平成23年度〜平成27年度

研究代表者らが発見した新しい一群の低分子RNA(miRNAやsiRNAよりは少し大きめの50-100ヌクレオチド[nt]程度)の機能の解明を行うものである. この低分子RNAは,哺乳動物における内在性のアンチセンス/非翻訳性RNA(non-coding RNA;ncRNA)を研究中に発見された.

研究期間:平成21年度〜平成23年度

電気通信大学の三瓶研究室と共同で,プリン・ピリミジンヌクレオチド生合成系のシステム生物学的研究を担当しています. ヌクレオチド生合成系は,PRPPを出発材料にIMPを経由し,AMPとGMP を合成する全部で14の反応からなる経路です. 一方,ピリミジンヌクレオチド生合成系は,グルタミンやアスパラギン酸などを出発材料にPRPPを取り込んでUMPを合成する6つの反応からなっています. これらの経路は基本的にほとんどの生物に共通です. 私たちは,これらの生合成系について,遺伝子発現制御から生化学反応までを多角的に解析し,それらの情報を総合することによって,代謝システムの仕組み,あるいは形成過程について,新たな知見を得ることをめざしています.

このプロジェクトでは研究室としてプリン・ピリミジン生合成系タンパク質の研究を進めただけでなく,理化学研究所に学生を派遣し,NMR法による構造決定に貢献した.