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研究室紹介
構造生物学研究室
- 機能性RNAの構造と機能(主としてNMR法)
ウイルスのゲノムRNAや細胞のmRNAには,立体構造を形成して機能している領域が含まれている.これらの領域の構造と機能の関係について研究している.
また,タンパク質の生合成系において機能しているSRP RNAやtmRNAについて構造機能解析を進めており,さらに最近注目されている新しいnon-coding RNAについても研究を進めている.
RNA,NMR,HIV-1,HCV,BMV,核磁気共鳴法,二次構造,立体構造,分子動力学計算,二次構造予測,立体構造分類,RDC,残余双極子相互作用
- 核酸とタンパク質の相互作用(主としてNMR法)
RNAあるいはDNAとタンパク質との相互作用は,さまざまな生命現象において重要である.レトロトランス転移におけるRNAと逆転写酵素,HIVの感染におけるDNAとインテグレース,あるいは免疫細胞でのDNA組換えにおけるDNAとタンパク質などについて,相互作用の解析を進めている.
さらに,超好熱性古細菌由来のRNA結合タンパク質とRNAとの相互作用,あるいはポリアミンとRNAの相互作用の研究も行っている.
インフルエンザウイルス,SRP,tmRNA
- 新しいRNA構造予測・モデリングシステムの開発
RNAの二次構造を予測したり,あるいは立体構造をその構造上の特徴によって分類するためのプログラムの開発を行っている.
vsfold,CSNA