研究利益を生み出す現場,お客さまと向き合う現場,ものづくりの現場,問題解決のヒントが眠る現場,技術が育つ現場,ノウハウがあふれる現場・・・そして,自身が成長できる現場。皆様の会社の現場で,先頭に立てるような学生を育てるべく,日々の教育研究に取り組んでいます。
開設7年目の研究室です。キーワードはSociety & Environment。新学科ではSociety & Ecology。
フィールドのでの活動を重視し,これからの皆さんに必ず役立つ現場力(考え抜く力・チームの力・コミュニケーションの力)をつけてもらいたいと考えています。
他分野との境界領域での研究が多くなりますので,フィールドの楽しさの一方で難しさもあるかもしれません。
ハードルを越え,フィールド研究の面白さにたどり着けるようサポートしていきます。
是非,チャレンジしてください。
こんな姿を期待しています!
研究室の一員としての自覚・責任と行動を!
研究室の活動を通じての社会人基礎力アップを!
研究には素直さと好奇心と探究心を!
研究の達成感・満足感を!
鳥の眼を持って!(俯瞰的に!鋭く!)
虫の眼を持って!(多角的に!対比的に!)
魚の眼を持って!(推測して!仮説を立てて!)
(令和3年4月30日版)New!
新学科体制でも輪講ゼミを再開します。
・環境DNA学会企画・鳥越皓之:環境DNA−生態系の真の姿を読み解く,共立出版,p.330,2021
(平成30年4月19日版)
社会圏環境研究室の輪講ゼミで使用してきた教材を紹介します.
・鳥越皓之:環境社会学−生活者の立場から考える,東京大学出版会,p.227,2004(2013年度)
・菊地俊夫・岩田修二:地図を学ぶ−地図の読み方・作り方・考え方,二宮書店,p.204,2005(2014年度)
・ヤン・ゲール他:パブリックライフ学入門,鹿島出版会,p.208,2016(2017年度)
社会生態工学研究室に配属になった3年生,社会圏環境研究室の4年生の共通テーマとして,潮間帯環境,潮間帯生態学を取り上げます.教材として,稚仔魚研究を行った際の研究仲間である須田先生編著の砂浜生態学の国内最初の教科書を使用します.
・須田有輔編:砂浜海岸の自然と保全,生物研究社,p.268,2017(2018年度)
(平成28年11月29日版)
・土屋誠:きずなの生態学−自然界の多様なネットワークを探る棲み場所の生態学,東海大学出版会,p.330,2014
「きずな」をキーワードとして,様々な生態系間のつながりに焦点を当てて,解析を進めた1冊です。著者の専門である海岸の生態系間のつながりに関する記述が大変充実しています。【しくみとつながり】をキーワードとして活動する社会生態工学研究室の参考書としてお勧めです。
(平成28年4月19日版)
・竹門康弘他:棲み場所の生態学,共生の生態学07,平凡社,p.258,2015
水域の棲み場所のうち特に底質(一部水中)に着目して,6人の先生が読みやすくまとめています。【構造・スケール・改変・共存】といったキーワードから平易に読み進めることができ,環境構造学を受講して生物の生息場に関心を持った学生にお勧めで。
・西平守孝:足場の生態学,共生の生態学08,平凡社,p.267,1996
生物の棲み場所を足場としてとらえ,生物が【提供する・創出する・条件付けする】といった視点で,とりまとめています.環境構造学を受講して生物の生息場に関心を持った学生にお勧めです。
・青山潤:にょろり旅・ザ・ファイナル,講談社,p.369,2013
絶滅の危機に瀕するウナギ研究の第一人者と作家の3人が70年ぶりの新種発見に至るまでの旅を紹介した記録です。学術論文の裏側を覗く面白さも味わえるお勧めの1冊です。
(平成27年12月11日版)
・中島淳:湿地帯中毒−身近な魚の自然史研究,フィールドの生物学10,東海大学出版部,p.258,2015
小さい頃から淡水魚好きだった著者が,研究者になるまでのプロセスを紹介した本です。魚採り,虫採り,フィールド大好きといった経験・興味を,卒業研究や修士研究につなげていくヒントとしてぜひ読んでみてください。
・小松貴:裏山の奇人−野にたゆたう博物学,フィールドの生物学14,東海大学出版部,p.276,2014
わからないことを知りたい!研究に突き進む大きな動機の一つです。著者の好奇心が,近所の裏山から地球の裏側まで怪しく徘徊するためのエネルギー。中毒は水域だけでなく,陸域でも生じるようですので,湿地帯中毒とあわせて是非一読を。
・ジュリアン・バジーニ:100の思考実験,紀伊国屋書店,p.405,2012
頭の中での想像や実験には,大きな設備や予算は不要です。台所の食材と火と水を使うKitchen Experimentと同じようなものかもしれません。思考実験の試行をお勧めします。
・西源二郎・猿渡敏郎:水族館の仕事,東海大学出版会,p.241,2007
大学での学びと就職。なかなかイメージがわかないかもしれません。本書は,さまざまな役割と機能を持つ水族館の裏事情を紹介したものですが,そのまま環境や生きものとかかわる仕事の世界の典型例を皆さんに伝えてくれると思います。
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